電子部品メーカーD社様|タートスタンプユニットでの導入事例
低コストの自動印字に加えて
後工程での熱処理にも対応
コネクタの一部分にアルファベット数字を交えて4桁の内容を捺印したいとのご相談をいただきました。
提案の経緯
従来の方法
担当セールスより詳細な要件をお伺いしたところ、工場内のトレーサビリティ対応が目的で、新たにコネクタへのマーキングが必要になるとのことでしたが、それ以外にも以下のご要望がありました。
【ご要望】
- コネクタ(素材:金属)になつ印可能で、かつ乾燥後に260℃で1分間の熱処理に対応できるインキであること
- 工場ラインに組み込み、自動なつ印ができること
- 安価に実現できること
改善策
解決へのアプローチ
このご要件に対し、タートスタンプユニット ロット差替えタイプ 角型0520号をご採用いただきました。
タートスタンプユニットはコンパクト設計で、工場ラインへの組み込みなどが容易に実現することができます。また、タートインキを採用しているので、吸収しにくい素材にもしっかりなつ印することが可能です。印影耐久性にも優れているので、高温での熱処理でも威力を発揮します。さらに、インキジェット機器と比較して安価に導入いただけます。
導入後では、24時間稼動で1日あたり約2万回(3~4秒に1回)の自動なつ印が可能となり、無事、トレーサビリティ管理を低コストで実現することができました。また、印字後に260℃の高温が掛かる工程でも問題なくご利用いただいております。
改善結果
効果
トレーサビリティ管理を低コストで実現し、印字後の260℃高温処理にも対応できた。
◯スタンプ方式の自動印字導入 → イニシャルコストを抑えることに成功
◯タートインキの採用 → 熱処理にも対応した印影耐久性を実現
タートスタンプユニットとは
連続なつ印が可能なタート スタンパーが組み込まれたエアー駆動式の自動印字機です。エアーシリンダーの駆動で自動なつ印を行なうことができますので、工場ラインなどでのマーキング作業を低コストで実現されたいお客様にお奨めです。