化粧品製造・販売メーカーE社様|タートインキ(スペシャルタイプ)での導入事例
パッケージデザインへの影響は最小限に
効率的なマーキングを実現
化粧品の個箱(コート紙)への印字作業の効率化を計りたいとのご相談をいただきました。
提案の経緯
従来の方法
E社様では、個箱に取引先コード番号を刻印する必要があり、1個ずつ手作業の打刻(200~800個/日)のため、労力と時間が掛かり困っておられる現状がありました。
早速、担当セールスが詳細な利用シーンについてヒアリングを行なったところ、新たなご要望が見えてきました。
「個箱への印字は社内管理でのみ必要。デザインを損なわせないよう、目視では極力見え難くしたい。」
【問題点】
- 1日に数百回行なうマーキング作業が負担
- 印字内容でパッケージデザインを損なわせたくない
改善策
解決へのアプローチ
そこで、これらの課題をクリアするアイテムとして、ブラックライトに反応する隠しインキを採用したタートスタンパー丸型6号を提案させていただきました。
隠しインキは水性とアルコール系の2種類ありますが、ともに無色です。
なつ印した印影は無色なので通常見えませんが、ブラックライトを当てると発色します。
ちょっと見えにくいですが、このように無色のインキです。
隠しインキを採用することで、商品デザインを損なわせることなく作業効率化を見込めるとご評価いただき、無事、ご成約をいただきました。
導入後では、作業時間が従来の打刻に比べ約3分の1に短縮。さらに労力も大幅に削減することができ、効率性を飛躍的に高めることができました。
また、アルコール系の隠しインキを採用いただきましたので、個箱への印字が早く乾き、よりキレイに印字できるようになるメリットも生まれ、大変ご満足いただくことができました。
改善結果
効果
隠しインキを採用し、マーキング作業も効率的になった
◯スタンパーの導入 → マーキング時間が約3分の1に
◯無色インキの採用 → デザイン性を損なわない印字の実現
タートインキ(スペシャルタイプ)とは
特殊な素材や濃色物へのなつ印、印影に2次加工を施す場合などに適したインキです(受注生産品)。幅広いご対応が可能なので、まずは要件をもとにご相談ください。