自動車部品メーカーM社様|タートスタンパーでの導入事例

インキ浸透式のスタンパーで
  
印字品質の安定と効率化を両立

不鮮明な印字に課題を抱える自動車部品メーカーM社様より、TATインキのご相談をいただきました。

提案の経緯

従来の方法

M社様では工場で製造する金属部品にアルファベットと数字の品番をマーキングし管理を行なっていましたが、1日に数百回必要となるマーキング作業をゴム印とスタンプ台による手作業で対応されていました。

金属部品へのマーキングのため、スタンプ台には非吸収面タイプの素材へのなつ印に適するインキを採用した弊社タート スタンプ台をご利用いただいておりましたが、ゴム印による手作業のマーキングでは印字内容が不鮮明になるケースが発生していました。

品番が不鮮明では製品として採用できません。マーキングのやり直しには多くの手間が掛かります。場合によっては廃棄せざるを得ないケースもあるので無駄が発生することもあり、作業効率性に問題を抱えていました。

【問題点】

  • 印字内容が不鮮明なケースがある
  • 手作業に加え、不良発生による効率性の悪さ

改善策

解決へのアプローチ

早速、担当セールスよりM社様の詳細なご利用状況についてヒアリングを行なったところ、ゴム印のなつ印部に充分なインキが付着しない状態でマーキングする場合があり、これが不鮮明な印字になることが判明しました。

また、ご利用のタート スタンプ台のインキは揮発性なので、ゴム印にインキが付着した状態で放置すると固まってしまうため、次回の利用時にゴム印面を溶剤で拭き取る必要がありました。このメンテナンスが不十分な状態で作業が開始される場合もあり、これも不鮮明なマーキングを引き起こす原因になっていました。

そこで、タート インキを採用したスタンパーでのマーキング作業をご提案させていただきました。

スタンパーはキャップをきっちり閉めて保管すれば印面の乾燥を防くことができ、今回の様な印字が不鮮明となるケースを解消することが可能です。また、適量のインキを保った印面状態が保持できるため、鮮明ななつ印が可能です。

導入後ではインキ不鮮明となるケースが大幅に解消され、無事、M社様の作業効率性を高めることができました。また、タート スタンパーでは作業後に本体キャップを閉め、付属のアルミ袋へ入れて保管するだけで翌日の作業が開始できるので、メンテナンスが簡単になったとご好評いただいております。

改善結果

効果

インキが不鮮明となるケースが解消され、作業効率性が大幅に改善された。

タート(TAT)スタンパーとは

金属・ゴム・プラスチックなど非吸収面に、押すことができるTATインキ(旧商品名:不滅インキ)を採用したスタンパーです。用途に合わせたインキのカスタマイズも可能ですので、幅広いシーンでお使いいただけます。