ケミカル製品製造販売会社P社様|クリーニングカードでの導入事例

自作のなつ印機からユニットに置き換え
  
自動化と安定化を実現

ケミカル製品を製造販売しているメーカーP社様より、クリーニングカード(千円札サイズ)についてご相談をいただきました。

提案の経緯

従来の方法

P社様は某パチンコチェーン店様へクリーニング用品を納入されていますが、パチンコの台間にある紙幣識別機の読取部を清掃する千円札サイズのカードの中でも、安価で効率よくクリーニングできるものを探しておられました。

【問題点】

  • 千円サイズのクリーニングカードを安価に導入にしたい

改善策

解決へのアプローチ

早速、担当セールスよりP社様のご利用状況についてヒアリングを行なったところ、お客様であるパチンコチェーン店様では、従来他メーカーのクリーニングカードを採用されていましたが、価格が高いため全店舗・全台をクリーニングした場合のコスト負担に問題を抱えているとのことでした。

従来品と同等以上の性能のクリーニングカードをより安価で提供できないかとの相談が寄せられており、従来品をもとに弊社で要件に沿う仕様のカードを提案させていただきました。

ところが、単純にサイズが同じであれば使用できる訳ではなく、台間機のメーカー・型番によって、遮光性の違いでカードが搬送できるものとできないものがあることが判明しました。

エンドユーザー様にもご協力をいただきながら、P社様とカードの素材やクリーニング液など何種類もトライを重ねて安定して使用できる仕様を固めました。

今回はクリーニング効果を高めるためカード中央部にカール加工を施し、従来品以上の洗浄性能と低価格を実現して、P社様の推奨品として採用をいただくことができました。

P社様よりユーザー様全店舗に推奨品としてアナウンスを行なっていただき、現在では定番品としてご販売いただいております。

また、弊社クリーニングカードをご利用された店舗従業員様からは、「以前より紙幣が入りにくいといったクレームが減少している」「作業効率が断然に良くなった」というお声をいただくことができました。

改善結果

効果

カール加工を施し、従来品以上の洗浄性能と低価格を実現しました。

クリーニングカードとは

プリペイドカードやリライトカードの読み取り機をはじめ、ETC車載器、駅の自動改札、金融機関のATMやCD機などの各種カード機のヘッド部・センサー搬送ローラーなどの掃除にご利用いただく製品です。JIS II 型サイズ(53.9×85.6×0.8mm)を中心に、今回ご紹介した千円札サイズなど、さまざまなカードサイズ・厚みのタイプもご提案させていただいております。