エンジン部品メーカーS社様|タートスタンプユニットでの導入事例

パッケージデザインへの影響は最小限に
  
効率的なマーキングを実現

タート スタンプ台をご利用中のS社様より、スタンプ手押しから自動なつ印に変更したいとのご相談をいただきました。

提案の経緯

従来の方法

S社様では金属素材のエンジンカバー部品へロット番号のマーキングを行なっていましたが、作業の効率化を目的に自動なつ印装置の導入を検討されておりました。

【問題点】

  • スタンプ手押しによる作業効率の改善

改善策

解決へのアプローチ

早速、担当セールスよりタートスタンプユニットのご紹介をさせていただきました。

自動印字機にはインクジェットプリンターやレーザーマーカー等もありますが、これらは製品価格が数百万円規模になる高額な機械ですので、イニシャルコストがかさみます。それに比べ、タートスタンプユニットは10分の1以下程度のコストで自動印字が実現できます。

スタンプ方式の印字精度はインキジェットプリンタやレーザーマーカーほど高いとは言えませんが、弊社タート インキは金属やプラスチックなどの非吸収面にもしっかりなつ印をすることができるので、印字内容の変更を頻繁に必要としない場合には、初期費用を抑えて自動化を実現できます

S社様より、機械による一定の圧力印字のため、手押しによるなつ印とは異なり印字にばらつきが出ず印字品質も良好、そして、イニシャルコストを抑えた自動化を実現できる点を評価いただき、無事、採用をいただくことができました。

ご導入後のS社様では、なつ印作業の人手が不要となり、人材配置の効率化を図ることができました。また、ランニングコストでは消耗インキの費用程度しか発生しないため、なつ印作業の自動化による費用対効果を長期スパンでシミュレーションしたところ、人件費の削減がエンジンカバー部品生産のコストパフォーマンスを向上させる結果が大いに出たとのお話をいただきました。

改善結果

効果

イニシャルコストを抑えた自動化を実現し、人材配置の最適化につながった。

タートスタンプユニットとは

連続なつ印が可能なタート スタンパーが組み込まれたエアー駆動式の自動印字機です。エアーシリンダーの駆動で自動なつ印を行なうことができますので、工場ラインなどでのマーキング作業を低コストで実現されたいお客様にお奨めです。