樹脂成形会社T社様|タートスタンプユニットでの導入事例
低コストでの自動印字に加えて
後工程での熱処理にも対応
製造した樹脂成形部品の不具合品にのみ「NGマーキング」が必要となり、インクジェットプリンター・レーザーマーカーでの対応を検討されていました。
提案の経緯
従来の方法
インクジェットプリンターやレーザーマーカーはさまざまな機能を持つ反面、高価格です。実際に行ないたいマーキングの内容は、簡易な「×」マークのみなので、高機能はそれほど必要としておらず、「スタンプ方式で対応できないか?」と弊社ホームページをご覧いただく中、タートスタンプユニットをご注目いただきました。
【問題点】
- 簡易内容のマーキングを自動化したい
- オーバースペックを抑え、低価格で導入したい
改善策
解決へのアプローチ
タートスタンプユニットはインクジェットプリンター・レーザーマーカーに比べ、印字内容を頻繁に変更する用途には不向きですが、今回のケースのように「×」のみのマーキングでよい場合は、低価格のうえ、コンパクトな構造で既存ラインに簡単に設置できます。
一般的なスタンプインキは隠ぺい性が低いので、なつ印対象物の色が濃い場合はマーキングをしても判別しづらいことが多いのですが、タートインキには、濃色対象物用スペシャルインクもラインナップしております。T社様もなつ印対象物が黒色でしたので、事前に印影評価を行い、ご納得いただいたうえで導入に至りました。
導入後では、1日2,000個(約7.2秒に1回)のマーキング作業の自動化が実現されました。お客様には投資費用を抑えた自動化が実現し、大変喜んでいただきました。
改善結果
効果
投資費用を抑えながら、1日2,000個(約7.2秒に1回)のマーキング作業の自動化を実現
◯低価格・コンパクトなユニット → 投資を抑えた自動化の実現
タートスタンプユニットとは
連続なつ印が可能なタート スタンパーが組み込まれたエアー駆動式の自動印字機です。エアーシリンダーの駆動で自動なつ印を行なうことができますので、工場ラインなどでのマーキング作業を低コストで実現されたいお客様にお奨めです。
オートスライドキャップ付きですので待機時にスタンプ印面が乾燥するのを防ぎます。また、スタンプ印面はオーダーメイドとなりますので、ご要望に合わせた印字・マーキングが可能です。